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平和を語ろう~戦後80年を迎えて~

戦後80年の今、近衞文麿元首相の旧家を見学し、近衞忠大氏、白洲信哉氏との対談を通し、平和な世界になるために

私たちは何をしたらよいかを考える企画

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 日時:令和7年8月16日(土) 17時30分~20時00分

 場所:荻外荘(近衞文麿旧家) 東京都杉並区荻窪2-43-36

 主催:渋谷ユネスコ協会

​ トークイベント:近衞忠大氏、白洲信哉氏との対談

戦後80年を迎えた2025年、各メディア含め、様々なところで「戦争」について考える機会がありました。私たちのイベントも、その中のひとつですが、テレビや映画、そして写真展など、戦争に関する情報が溢れ、戦後80年を意識した企画が沢山ありました。ただ、8月15日終戦記念日を過ぎた辺りから「戦争」に関する報道や記事は一気に減りました。戦争を「忘れない」ことが大切だ、と言っていたメディアは、「残り少ない夏休み」に向けた次の話題を取り上げ、戦争はまた1年「忘れ」られそうな現状が見受けられます。

近衞忠大氏、白洲信哉氏の会話の中で、白洲氏は「終戦記念日ではなく、敗戦記念日にするべきだ」とおっしゃっていました。日本は戦争を始めた責任もあるし、相手国に行った行為も決して肯定できるものではありません。 お二人のトークを通して、言葉の責任、忘れない心、また歴史的事実を知ろうとする気持ちを持ち続けることが、私たちにできる「平和」なのではないかと感じました。 閉館後の荻外荘は、日が暮れると虫の音が鳴り響き、歴史的建造物も相まって、なんとも不思議な世界観を感じることができました。 この度、協力いただいた近衞氏、白洲氏はもちろんのこと、素晴らしい場所を提供していただいた虎玄の方々、そしてこの企画に賛同し、参加していただいた方々に感謝申し上げます。

​対談の様子・内容が朝日新聞に掲載されました

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